一般社団法人 日本エリオット波動研究所

Japan Elliott wave research institute

第1回勉強会レポート|平成29年7月19日に日本橋茅場町にて第一回エリオット波動勉強会が開催されました。

July 21, 2017

第1回勉強会レポート

平成29年7月19日に日本橋茅場町にて第一回エリオット波動勉強会が開催されました。

参加人数は44名。

連日の猛暑にも関わらず皆さん気合いの入った面持ちで会場にいらっしゃいました。


定刻の18時30分に勉強会はスタート。講師は当研究所所長の有川が務めさせていただきました。

どうしてエリオット波動分析に使うチャートはログスケールなのかという、ちょっと専門的な話題から講義は始まりました。いきなりの難しい内容に戸惑った方もいたかも知れません。

さらには、アクション波と推進波はどう違うのか、それぞれの波の階層はどれくらいの期間なのかといった基本に関わる話が続いていきました。

フラットの波形の解説になると、首をかしげる参加者の方もちらほら。黄金比を求めるための二次方程式が出てくる頃には、「これで初心者向けなのか」と面を食らった方もいらしたことでしょう。さらには、貴金属比という聞きなれない比率の話題にまで話は展開していきました。

フィボナッチ数列とは何か、フィボナッチ比率とは何か、フィボナッチ数とは何かという明確な定義に関してはお分かりいただけたのではないでしょうか。



参加者の方からも、「2波は僅かでも1波の始点を割り込んではいけないのか」、「波動の期間にもフィボナッチはあてはまるのか」といった質の高い質問が上がり、勉強会は白熱して参りました。

最後は、複合修正についての簡単な解説で勉強会は終了。初心者向け勉強会と銘打っていた割には、やや難しく深い内容になってしまっていたかも知れません。

会場では、著書「エリオット波動研究」の販売もあり、数名の方にご購入いただきました。

今回は第一回ということで、エリオット波動理論とは何かということに関しての概略的な講義になりました。

第二回からは、「エリオット波動研究」をテキストに、実践に向けた、より深い内容の勉強会になる予定です。乞うご期待ください。